高血圧と病気
病気になってから高血圧のことを気にするのではなく、予防を考えてください。若い時なら血圧を気にしなくてもいいと思っている人が多いのですが、生活習慣は若い時からの続きです。高齢になってから急に生活習慣が悪くなるわけではないのです。
高血圧と病気の関係はいろいろなところで聞くでしょう。脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎不全、糖尿病など命の危険がある病気がずらっと並んでいます。病気になりたくないから、早目の予防を考えておきましょう。具体的は予防法もいたるところで聞くはずです。
まずは肥満を解消しましょう。肥満の人が高血圧になりやすいことは医学的にも証明されているのです。それをわかっていても、減量できないのですから、それが大きな問題かもしれません。いずれは自分の寿命を縮めることになります。
高血圧そのものは病気ではありません。しかし、様々な病気を引き連れてくるのです。人間の体には無数の欠陥が張り巡らされています。血管によって生命が維持されているのです。その血管に異常があれば、病気になるのは当たり前でしょう。
高血圧の原因は遺伝と生活習慣の二つがあります。遺伝は避けることはできませんから、生活習慣は今からでもできるでしょう。
塩分を控えることは基本です。日本人の塩分摂取量はガイドラインの倍以上となっています。
血液中の塩分が増加すると、薄めるために血液の量が増加します。そのために血圧が高くなるのです。アルコールの摂取量も重要なポイントです。