高血圧と塩分
塩分の取り過ぎは体によくありません。平均的な日本人の食生活はかなり塩分の取り過ぎであると指摘されています。平均の半分以下に塩分量を抑えなければなりません。
ただ、実際に自分がどれくらいの塩分を取っているか簡単にはわかりません。そのため、塩分量の目安を知っておくといいでしょう。具体的な数字があれば、どこまでが限度かわかるのです。もちろん、日によって変動があるでしょうか、それは気にする必要はありません。
高血圧の予防をする段階では、減塩につとめるだけでいいでしょう。高血圧症になってしまうと、減塩の献立を必ず守らなければならなくなりますから、ぜひとも予防をすることを考えてください。
濃口しょうゆは小さじ1杯で0.9g、薄口しょうゆは1g、減塩しょうゆは0.5g、白みそ0.5g、麺つゆストレートで0.2g、和風だしの素1.2gとなっています。つまり、日本の調味料は塩分がたくさん含まれているのです。
塩やしょうゆを使わないで済む場合は、できるだけ使わないようにしましょう。自分の体格と塩分量も考えてください。体が大きければ必要な塩分量は多くなります。
調味料だけではなく、食品も塩分が多いようです。たくあん3切れで1.3g、梅干し中1個2.9g、即席ラーメン1個6g、ミートソース1食分3g、ちくわ1本0.3gとなっています。
塩分量がリスト化されたホームページもありますから、それを印刷して持っておくのもいいでしょう。食事会などでたくさん食べることがあるでしょうが、そんな時は気にしなくていいでしょう。日常の食事をチェックしてください。